チラシの歴史と印刷技術について

紙というのは、ただ書くだけのモノではありません。紙とは印刷するための基底材となります。初めは木版画のようなものでしたが、これがやがて活字となっていきます。木版画でお札のようなものが刷られていましたが、それは現代のチラシに近いものだと言えます。

中国の故宮博物館では、それらのものが保存されているそうです。活字は木製で、2千年前には中国で使われていました。グーテンベルクという人が印刷を発明したとなっていますが、中国が世界で一番早かったようです。これは中国の歴史がヨーロッパに理解されていない時代のことなので仕方ないかもしれません。その昔、書物などは写し取るという方法で複製していました。これが仏教などの布教活動をするためには、教えを木版で刷った方が早いということで、木版が重要な複製技術となっていきました。イベントのお知らせなども刷っていたようです。

文字の読めない民衆のために、チラシは、絵が主流でした。絵の心理的効果やメッセージ性に工夫が凝らされていました。貴族や知識階級の方は、文字が読めるのが一般的なので、絵よりも文字のものが多かったそうです。絵で説明するということがないので、文字を凝ったりしていました。美しい書体で書かれたチラシが多く作られました。木版で刷られるということで、その筆跡を活かせる彫師が必要となり、その技術はとても高いものが要求されていきました。それが江戸時代の錦絵の流れになっていったといいます。チラシの目的というのは、多くの人へのメッセージがあり、大量生産の考え方が基本に流れています。江戸時代、資本主義の前の段階で、商業資本主義が成立しました。そこで生まれたのがチラシである報状です。

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